退職理由といえば、人間関係。
そう思っている人は多いと思います。おばちゃんもそうでした。
ただ、国の調査を見ると、1位ではないんです。
上位ではあるけれど、いちばんは「給料」や「労働時間」。
でも、こうも思うんです。
調査でいちばん多いのは「その他の個人的理由」で、2割を超えています。
退職届に書かれるのは、たいてい「一身上の都合」。
総務を40年やっていると、その4文字の後ろにあるものを、なんとなく知ってしまうことがあります。
それはそうだろうなあ、と思います。
仕事そのものはなんとかなる。
でも人間関係だけは、自分の努力だけではどうにもならないことがある。
かくいうおばちゃんにも、人間関係で辞めた会社があります。
もう無理、と思った日
ある日、限界がきました。
「もう無理!」
すっかり自信をなくして、自分は何者でもない。
そんな気持ちになっていました。
仕事ができないわけじゃない。
でも、その職場にいるだけで消耗していく。
そういう環境って、確かにあるんです。
何があったかは、書きません。
相手にも生活がありますし、もうずいぶん昔のことなので。
ただ、覚えていることがあります。
朝、会社の最寄り駅で、階段の途中で足が止まるようになりました。
体のほうが先に、もう無理だと言っていたんだと思います。
職場の人間関係、みんな悩んでいる
今この記事を読んでいるあなたも、
もしかしたら職場の人間関係で悩んでいるかもしれません。
おばちゃんが長年いろんな職場を見てきて思うのは、どこの職場にも、必ず人間関係の悩みはあるということです。
ただ、その「程度」が問題なんですよね。
我慢することが美徳だった時代もありました。でも今は違う。
自分の心と体を守ることが、一番大事です。
辞めることにした
悩んで、悩んで、辞めることにしました。
辞めた後のことは、あまり考えていませんでした。笑
衝動転職8回のおばちゃんらしいといえば、らしい。
でも、ひとつだけ決めていたことがありました。
せっかく時間ができるんだから、旅に出よう。
一度、しっかり自分と向かい合ってみよう。そう思っていました。
荷物は、リュックひとつ
荷物は、リュックひとつ。
そこに1冊の本を入れました。
星野道夫さんの「旅をする木」。
この本は今でも大切にしています。
読むとさわやかな風が流れてきます。
もちろん、当時旅のバイブルと言われていた「地球の歩き方」も忘れずに。
行き先は決めていました。
成田からタイのバンコクへ。
電車でマレーシアを経由して南下、シンガポールからインドネシアへ。
インドネシアはご存じのように数多くの島があります。
ジャワ島からバリ島へ。最終的にオーストラリアから帰国。
安宿がなさそうな主要都市だけ、ホテルを予約しておきました。
今は分かりませんが、当時は帰りのチケットを持っていれば、問題なく入国させてもらえました。
◆ おばちゃんからひとこと
「人間関係で辞めるなんて、甘えじゃないか」
そう言う人もいます。
でもおばちゃんは思います。
消耗しながら居続けることより、
新しい場所で自分を取り戻すほうが、ずっと大事。
辞めてよかった。
あの職場を出たから、次に出会えた仕事や人がある。
そして、旅に出ました。
次回は、その旅のはなしを。😊
ビザのことも知らずに船に乗ろうとした、その顛末です。


