職場に必ずいますよね。噂話が好きな人。
「あの人、最近元気ないらしいよ」「○○さんと△△さん、仲悪いんだって」
おばちゃん、実はこれが苦手です。
そのせいで、職場で浮いてしまったこともありました。
でも今は思います。加わらなくてよかった、と。
噂話は人類の本能だった
少し昔の話をします。
人類が狩猟をして生き延びていた時代、言葉を得た人間は噂話を武器にして生き残っていたと言われています。
噂話には、実は3つの重要な役割がありました。
① 情報収集
「あの人は信頼できるか」「危険な人物か」を事前に知ることができる。
② 群れの秩序を維持する
「誰がリーダーか」「誰が役に立つか」「誰が群れを乱すか」を洗い出す。
③ 群れへの所属を確認する
噂話に加わることで「私はこの群れの一員です」というサインを送る。
つまり噂話は、単なるおしゃべりではなく、生き残りのための戦略だったわけです。
噂話に加わらない人は「謎の存在」になる
だから噂話に加わらない人は、群れから「この人は仲間なの?」と思われてしまう。
職場で浮いてしまうのは、ある意味本能レベルで自然な反応です。
先日、A君が給湯室の前で立ち止まっていました。
中から笑い声が聞こえてきます。
A君、入れずにそのまま戻ってきました。
その気持ち、おばちゃんにはよくわかります。
噂話の輪に加わらないでいると、なんとなく話しかけられなくなる。話題についていけない。「感じが悪い」と思われることもあったかもしれない。
でもね。それでいいんです。
噂話に加わらなくても、群れにいていい
ここが大事なところです。
噂話は本能だけど、加わるかどうかは自分で選べます。
群れへの貢献の仕方は、噂話だけじゃない。
・仕事をちゃんとやる
・困っている人を助ける
・口が硬い人として信頼される
おばちゃんが長年職場で生き残ってこられたのは、噂話に加わらなかったからこそ「あの人には話せる」と思ってもらえたからかもしれません。
「味方なの?味方じゃないの?」の記事でも書きましたが、口が硬いことは、最大の武器になります。
噂話が苦手な人へ
噂話の輪に入れなくて、職場で浮いている気がする。
そう感じている方、おばちゃんもそうでした。
正直に言うと、うらやましいと思うこともあります。
人のあれこれをよく知っている人は、狩猟時代なら確実に生き残れた人です。
誰とでも気軽に話せる人でもあります。
この人にこんな話をしてもいいかな、なんて考えていると、何も話せなくなりますから。でも長い目で見ると、噂話に加わらない人のほうが信頼されることが多いです。
誰かの悪口を言わない人、人の話を外に漏らさない人。
そういう人のところに、本当に大事な話は集まってきます。
噂話は人類の本能。でも、本能に従わなくていい場面もある。
AIに聞けば済む時代だからこそ
このごろAIの台頭で、職場での会話は少なくなっているように感じます。
この案件は誰さんに聞けばいい。そういう会話が、減っています。
だって、AIに聞いたほうがわかりやすいですから。
だからこそ、コミュニケーションが大事!
噂話でなく、最近見た映画の話や、最近読んだ本の話。
誰とも話さないで1日が過ぎた、よりは。
まずは天気の話でも、気軽に話しかけられる人を見つけましょう。
職場の人間関係は友達ではないけど、誰とも話さない1日よりマシかな。その程度でいいんです。
そういえば先日、天気の話どころではない朝がありました。

◆ おばちゃんからひとこと
狩猟時代、噂話に加わらない人は群れから弾かれたかもしれません。
でも今は違う。
噂話に加わらなくても、仕事で貢献できれば群れにいていい。
職場で浮いている気がしているあなたへ。
噂話が苦手なままで、いいんです。
だって、仕事の話だけで十分会話できます。
おばちゃんは噂話が苦手なまま、気づいたら万能おばちゃんになっていました。

