人間関係で辞めた話① 荷物は、リュックひとつ

仕事と人生のはなし

退職理由といえば、人間関係。

そう思っている人は多いと思います。おばちゃんもそうでした。

ただ、国の調査を見ると、1位ではないんです。

上位ではあるけれど、いちばんは「給料」や「労働時間」。

でも、こうも思うんです。

調査でいちばん多いのは「その他の個人的理由」で、2割を超えています。

退職届に書かれるのは、たいてい「一身上の都合」。

総務を40年やっていると、その4文字の後ろにあるものを、なんとなく知ってしまうことがあります。

それはそうだろうなあ、と思います。

仕事そのものはなんとかなる。

でも人間関係だけは、自分の努力だけではどうにもならないことがある。

かくいうおばちゃんにも、人間関係で辞めた会社があります。

もう無理、と思った日

ある日、限界がきました。

「もう無理!」

すっかり自信をなくして、自分は何者でもない。

そんな気持ちになっていました。

仕事ができないわけじゃない。

でも、その職場にいるだけで消耗していく。

そういう環境って、確かにあるんです。

何があったかは、書きません。

相手にも生活がありますし、もうずいぶん昔のことなので。

ただ、覚えていることがあります。

朝、会社の最寄り駅で、階段の途中で足が止まるようになりました。

体のほうが先に、もう無理だと言っていたんだと思います。

職場の人間関係、みんな悩んでいる

今この記事を読んでいるあなたも、

もしかしたら職場の人間関係で悩んでいるかもしれません。

おばちゃんが長年いろんな職場を見てきて思うのは、どこの職場にも、必ず人間関係の悩みはあるということです。

ただ、その「程度」が問題なんですよね。

我慢することが美徳だった時代もありました。でも今は違う。

自分の心と体を守ることが、一番大事です。

辞めることにした

悩んで、悩んで、辞めることにしました。

辞めた後のことは、あまり考えていませんでした。笑

衝動転職8回のおばちゃんらしいといえば、らしい。

でも、ひとつだけ決めていたことがありました。

せっかく時間ができるんだから、旅に出よう。

一度、しっかり自分と向かい合ってみよう。そう思っていました。

荷物は、リュックひとつ

荷物は、リュックひとつ。

そこに1冊の本を入れました。

星野道夫さんの「旅をする木」。

この本は今でも大切にしています。

読むとさわやかな風が流れてきます。

もちろん、当時旅のバイブルと言われていた「地球の歩き方」も忘れずに。

行き先は決めていました。

成田からタイのバンコクへ。

電車でマレーシアを経由して南下、シンガポールからインドネシアへ。

インドネシアはご存じのように数多くの島があります。

ジャワ島からバリ島へ。最終的にオーストラリアから帰国。

安宿がなさそうな主要都市だけ、ホテルを予約しておきました。

今は分かりませんが、当時は帰りのチケットを持っていれば、問題なく入国させてもらえました。

◆ おばちゃんからひとこと

「人間関係で辞めるなんて、甘えじゃないか」

そう言う人もいます。

でもおばちゃんは思います。

消耗しながら居続けることより、

新しい場所で自分を取り戻すほうが、ずっと大事。

辞めてよかった。

あの職場を出たから、次に出会えた仕事や人がある。

そして、旅に出ました。

次回は、その旅のはなしを。😊

ビザのことも知らずに船に乗ろうとした、その顛末です。

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