先日、テレビの街頭インタビューを見ていたら、こんなシーンがありました。
「お若いですね。お年はおいくつですか?」
年配の方へのインタビューで、さらっとそう言っていました。
…褒め言葉のつもりなんでしょうけど、なんか変ですよね。😅
🔸年齢って、ほんとに個人差があります
自分から「若く見えるけど、私60歳なんですよ」とおっしゃる方。
はい。60歳に見えます。
女性に多いように思いますが、「私、いくつだと思いますか?」と聞いてくる方もいますよね。当然、思った年齢より5~6歳少なめに答えると、「いやね、私○○なの」と、だいたい思っていた年齢くらいをおっしゃいます。笑
どんな生き方をすれば、こんなにステキに歳を重ねられるのだろう。という方もいれば、あーは、なりたくない。こんな歳の取り方はしたくないな、と思う方も正直います。
年齢って、ほんとに個人差がありますよね。
でも、年齢を重ねた人の「その人らしさ」って、見た目じゃないところに出るんですよね。「最近、そう思わせる話を」2つ聞きました。
いや、1つは自分の話です。
🔸大工さんとスリッパ
介護の仕事をしている友人から聞いた話です。
施設に入居されている方で、廊下の壁を自分のスリッパでずっと測っている方がいるそうです。大工さんだったらしい。
施設では危ない道具は隠されてしまいます。だからスリッパで。
メジャーも差し金もない。でも体が自然に動いてしまう。長年やってきたことって、やっぱり染み込んでいるんですね。
なんか、いいなあ。と思いながら、少し切なくもなりました。
🔸電卓おばちゃんの職人芸
実は、うちにも似たような人がいます。……この私です。😅
自慢できることは少ないのですが、電卓が得意なんです。長年、給与計算と経理をやってきたので、目にも止まらぬ早業で、正確に叩けます。まさに職人芸。
でも最近はエクセルばかりで、せっかくの職人芸を披露する機会がありません。時代ですね。
将来、施設に入ったら……電卓を渡してもらえるのかな。
危ない道具じゃないから、たぶん大丈夫でしょう。
きっとそれだけで、しあわせな気がします。笑
🔸おばちゃんからひとこと
年齢を重ねても、その人らしさは消えないんだなあ、とつくづく思います。
大工さんはスリッパで壁を測り、おばちゃんは電卓を叩く。長年積み重ねてきたことって、体に染み込んでいるんですよね。
ただ、おばちゃんはこの歳になってから、ブログを始めました。
これも何年か続けたら、体に染み込むのでしょうか。
将来、施設の部屋でパソコンを開いて、何か書いていたりして。😄
染み込むものは、いくつになってからでも増やせる。
そう思うと、なんだか楽しみです。