「零細企業って、大変そうですね」
よく言われます。
確かに大変です。笑
でも49記事書いてきて、振り返って改めて思うんです。
零細企業で働いてよかったな、と。
大企業では「なんでも屋」にはなれない
大企業では、仕事が細かく分担されています。
経理は経理だけ。人事は人事だけ。総務は総務だけ。
それぞれのプロが、それぞれの仕事を深く掘り下げていく。
それはそれで素晴らしいことだと思います。
でもおばちゃんの仕事人生は、真逆でした。
経理もやる、人事もやる、総務もやる、植木の水やりもやる、社長のご機嫌取りもやる。
気づいたらなんでも屋の万能おばちゃんになっていました。笑
なんでも屋だからよかったこと
最初は「なんで私が全部やるの?」と思っていました。
でも今は、これが財産だったと思っています。
① 顔が見える関係で仕事ができた
A君が年金の追納を決めたこと。
Bさんが来年結婚することと物件を探していること。
愛妻弁当を10分で完食するあの人が、体調を聞かれて「おかずによる」と答えたこと。
大企業では知らないままだったかもしれない、一人ひとりの話を知っている。
それが、おばちゃんにとっての仕事のやりがいでした。
② 社長との距離が近い
事務的なことは疎い社長ですが、情はある。
近くで見てきたからこそ、経営者の苦労も少しはわかります。
「また上がるのか……」と最低賃金が上がるたびにぼそっと言いながら、「みんなには長くいてもらいたいからな」と言う社長。
そういう人間らしさを間近で見られたのは、零細企業ならではだったと思います。
③ あと、おまけで
決算、給与計算、社会保険の手続き、契約書のチェック、確定申告のサポート……
一つの会社でこれだけのことを経験できたのは、零細企業ならではです。
「どうしますか?」と聞く前に「こうしました」と報告できる。
この経験が、仕事の面白さを教えてくれました。
おばちゃんからひとこと
零細企業は不便なこともたくさんあります。
制度が整っていない、相談できる人が少ない、なんでも自分でやらないといけない。
「零細企業って、大変そうですね」
——ええ、大変でした。おかげさまで、書くことには困りません。笑
次の記事で、50記事目です。

