年末調整の時期になると、給与計算担当者なら誰もが共感するであろう、あの独特の空気感があります。
「ちょっといいですか?」
この一言から始まる、様々な質問の数々。給与計算をしている方、あるあるですよね😄
新NISAブームで増えた質問
ここ数年、新NISAが注目されてから株や投資の相談が増えました。
「株の利益って年末調整でできますか?」
できません!😅
株・FX・ビットコインなどは年末調整ではなく、確定申告です。
おばちゃんはいつもこう答えています。
「こちらは年末調整の対象ではないので、確定申告でお願いします。でも特定口座(源泉徴収あり)は申告しなくてもいい場合があるらしいです。詳しくはご自身で調べてみてくださいね。」
昨年の年末調整での出来事
そんな中、入社2年目のBさんから昨年こんな相談がありました。

これ、確定申告だと思うんですけど、もし知っていたら教えていただけますか?
と、○○証券の年間取引報告書を見せてくれました。
確か一番上に書いてある数字が年間の損益のはず。おばちゃんも確認してみると……
記載がない!
そう、一般口座だったんです。

なぜNISA口座でも特定口座でもなく、一般口座を?
おばちゃんが恐る恐る聞いてみると、本人から驚きの一言が返ってきました。

だって、僕は一般人だから、一般口座でしょ。

…………なるほど!
ちなみに一般口座とは
知っている方は笑ってしまうかもしれませんが、口座の種類について簡単に整理しておきますね。
| 口座の種類 | 特徴 |
| NISA口座 | 利益が非課税。枠の範囲内であれば税金がかからない |
| 特定口座(源泉徴収あり) | 証券会社が自動的に税金を計算・納付してくれる |
| 特定口座(源泉徴収なし) | 自分で確定申告が必要 |
| 一般口座 | 自分で損益を計算して確定申告が必要 |
一般口座は一般人向けの口座ではありません。
むしろ自分で損益計算をする手間がかかるので、初心者の方には特定口座やNISA口座の方がおすすめです。
その後のお話
Bさん、しっかり利益が出ていました!よほどいい相場だったんでしょうね。
ただ一般口座なので、自分で損益を計算して基本的に確定申告が必要です。
自分の中で理屈が通ってしまったので、調べることもしなかったそうです。

え、自分で計算するんですか!?

……はい。そういうことになります。
今年はNISA口座を作ったとのことで、来年の年末調整では確定申告の心配がなくなりそうです。よかった!
おばちゃんからひとこと
「一般人だから一般口座」
論理は通っているようで通っていない。でもなんか、わかる気もする。笑
投資を始めるときは、まず口座の種類を確認してみてくださいね。ほとんどの方にはNISA口座か特定口座(源泉徴収あり)がおすすめです😊

口座の種類は金融庁「NISA特設ウェブサイト」、税金のしくみは国税庁「特定口座制度」のページでも確認できます。
なお、この記事はおばちゃんの「こう理解しています」という内容です。詳しくは証券会社や税理士にご確認くださいね。
※2026年8月時点の制度です。

